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【本の紹介】
本書は英語の音を聞き取れるようになるために作られた本です。英語と日本語は音の周波数が違うので、日本人が聞き取れない音があるのは当たり前なのです。いわゆる「英語耳」というのは英語の周波数の音を聞き取れる耳を持っている人のことを言います。
では、どのようにして「英語耳」にすればよいのか?結局のところなんでもいいので、ひたすら英語のCDを聞き続ければ英語耳を作ることが出来ます。しかし、問題なのはその英語CDを聞き続ける習慣を持続できるかどうかです。英語を毎日聴き続けるのは、簡単そうでよほどの強い意志がないとできません。多くの人が挫折してしまいます。それは、達成感が少ないからです。なので、途中で挫折してしまうのです。
本書では、英語の周波数を強調した音声を聴くことで、英語耳を効率的に作っていくことができます。英語は高周波の音声が多く含まれる音声に対して日本語は中周波から低周波の音声が多い言語です。日本人の耳は中周波から低周波の音を拾うように慣れているので、本書が提案する英語の周波数を強調した特殊音声を聴くことで、効率的に英語耳を作り上げていくことが出来るのです。個人差はありますが、2週間で効果が実感できるようになり、英語独特の「シュ」「ップ」「ットゥ」などの摩擦音や破裂音が聞き取れるようになってきます。
【価格】
1200円+税
【まとめ・総評】
この本は、初心者から中級者向けだと感じました。英語がただの音にしか聞こえない人にとっては、リスニングを続ける事によって劇的に変化を感じることが出来るのではないでしょうか。英語の会話のスピードとしては、TOEICと同じぐらいのスピードだと思います。実際のネイティブの会話や映画で話されている会話よりは遅いです。なので、ネイティブの会話が聞き取れるようになるわけではありません。
SやTHの発音を強調している音声なので、破裂音、摩擦音を意識し過ぎじゃないか?と思ったが、これくらいの方がしっかり耳に音が定着して聞き取れる用になった気がします。ただ、この特殊音声は耳に「キンキン」響くような音なので、苦手な人は聴くのが嫌になってしまうかもしれません。正直な所、最初は耳障りな音です。ずっと聴くことによって耳が慣れてきます。
しかし、このCDを聞いたからといってTOIECのリスニングスコアが大幅に上昇するってことはありえない。なのでTOEICのスコアを上昇させたいからといって、この本を買ってもスコアが上昇することはないだろう。単に英語のリスニング力を多少UPさせたい方には効果があるかもしれません。