英語高速メソッド 日常英会話集 vol.1,2

a1180_012510

【本の紹介】

 この本では、「笠原メソッド」という新しい英語学習方法を使って高速に脳に英語をインプットすることが出来ます。そもそも、笠原メソッドとは、英語を英語の語順のまま理解し、話せる能力を身につけるための「笠原訳」と、最新のテクノロジーを駆使したあ高速リスニングで、ネイティブスピーカーの脳と耳に作り上げる!という方法です。笠原訳というのは、英語を英語の語順のまま和訳するって事です。例を挙げると、
 
 例. I’ll call 私は電話をかけます back 戻って in an hour 一時間後に

このような感じで英語を日本語に訳しています。この訳し方によって英語を日本語の語順に置き換えることなく、英語の語順のまま、英語を聴き、話す力を自然に身につけていくことが出来ます。
 
 日本語は語順を入れ替えても普通に理解することが出来ますが、英語は語順を入れ替えると、意味を成さなくなるか、意味が違ってしまうことがほとんどです。なので英語を理解するのに、日本語の語順に置き換えて理解する必要が全くないということがわかります。つまりこの本の笠原訳を挿入することによって、英語の語順のまま、英語を理解することが出来るということです。

 また、付属しているCDは高速リスニングに対応しているので、通常のスピードの200%~220%の早さで聴くことによって、耳が高速リスニングに慣れてくるのでナチュラルスピードに戻した時に、簡単に聞き取れるようになります。普通は音声を高速で再生すると、音が聞き取りにくくなってしましますが、このCDでは最新のテクノロジーを利用しているので、トーンはそのまま、スピードだけ倍速以上の早さで再生出来るようになっています。
 
【価格】
1800円+税 新星出版社

【まとめ・総評】

 正直な所、笠原訳や高速リスニングなどの学習法などは多くのテキストでも取り上げれれていることで、そこまで特別な学習法ではないかなと感じました。スラッシュリーディングや高速での聞き取りは昔からもありましたし。しかし、それらをうまく組み合わせて、効果的なリスニング教材というのは今までなかったのではないかなと思います。さすが特許を取っているだけあるなと関心しました。
 
 本の内容としては、初心者向けになっており、中上級者の方は買うだけ無駄になってしまうかなといった印象です。というのも確かに実践で使えるような会話が収録されているのですが、簡単な日常会話レベルなので、ちょっと海外旅行に行くために英語を練習したいって人向けになっています。なので、すでに日常会話は問題ないっていう方にはおすすめ出来ません。

特に初心者でも英文法が苦手な人や、つい後ろから日本語に訳してしまう、または最初の一言が出てこない、といった人には、とても入りやすいメソッドだと感じました。日本では日常的に英語を使う機会は全くないので、英語で何か聞かれた時に瞬間的に頭に英語が浮かぶ人はなかなかいないと思います。この本を上手く活用することで英語の瞬発力が上がるのは確実だと思います。

なので、これから海外旅行に行くという方には、とても良く出来ていると思います。ただ実際に2週間試してみましたが、そこまで英語力がUPした実感は残念ながらなかったです。2週間以上続けることで少しづつ成長が見込めるのではないでしょうか。